「いいね!」数に見るぼくのブログの傾向と対策。

みなさん、こんにちは。いつもこの適当なブログにアクセスいただきありがとうございます。いよいよ今年も押し迫ってきましたね。ということで「ダダステーション」も今年書いた文章でこの1年を振り返ってみたいと思います。しかし、ブログって難しいですよね。みんなに受けそうなことって、まったく書きたくなかったり、かといって自分の書きたいことだけ書いていても誰も読んでくれなくてつまらないし。まあ、そのあたりをフォーカスしてぼくのブログではどんなテーマが受け、どんなテーマがダメだったかをフェイスブックの「いいね!」数を元に振り返ってみたいと思います。

今年の7月23日に約1年ぶりに「ブログでも書いてもみよう」となぜか思いました。それから約5か月間、2013年は適当にw24本の文章を書きました。その間、約30万UUのみなさんに36万PV閲覧していただきました。ありがとうございますm( )m

まずは1年ぶりに書いたタイトルが「企業DNAについて思うこと。」企業にはそれぞれ表には現れてこないけど脈々と流れるDNAのようなものがあるんですよって話です。こちらは67「いいね!」をいただきました。久しぶりに書いた文章が67人にも「いいね!」してもらってちょっと気を良くしたことを覚えています。

次に「小泉今日子の芸能プロダクションと壇蜜のネイルサロン、投資家はどちらに投資するべきか?」という長いタイトルの文章を書きました。これは当時人気TVドラマ、「あまちゃん」と「半沢直樹」が放映されている中で、ドラマの中の登場人物が相次いで起業したものですから、どっちが儲かる事業になるのかっていう内容で書きました。そしたら「いいね」はたったの3。トほほです。そんなこと誰も興味なかったんですねw

「おかしいなあ。TVネタだめなのかあ」と思いつつ。もう1本がんばってみました。「会社に残って10倍返しをする方法について」という今だともう恥ずかしくなるようなタイトルで「半沢直樹」にかけて長期投資の重要性を語ってみました。結果は6「いいね!」でした。ダメですね。ぜんぜん受け入れらません。

ドラマに絡めて書くと、ぜんぜん「いいね」されないので、次は少し真面目な話にしようかなあと思って「人生が変わる、自分が変わる、人脈の作り方。」という文章を書きました。若い人たたちの中に、セミナーや会合にばかり出席して名刺交換ばかりしているけど、そんなこと何の意味があるの?っていう話にしました。こちらは59「いいね!」でした。この文章はGoogle先生に拾ってもらって「人脈の作り方」という検索ワードで1位表示されるようになり、その後も定期的にアクセスされるようになりました。

次は8月21日、確か夏休みで翌日から旅行に行くんでちょっとブログでも更新しておくかってことで、「マネーの虎が倒産する理由について」という文章を書きました。これはテレビ番組「マネーの虎」に出演していた社長の会社が倒産したというニュースを受けて、「人にアドバイスする立場になると慢心しがちなので気をつけましょうね」という内容でした。こちらは311「いいね!」いただきました。旬なニュースに絡めて、みんなの潜在意識にあるようなテーマを拾うとやはり共感されやすいですよね。あと成功者の失敗は蜜の味ってことですかねw。

9月残暑が続く中「孫さんに足を向けて眠れないネット界隈の話。」という文章を書きました。そもそもブログはネット上のメディアですから、ネットに関する話題は受け入れられやすいってのはありますよね。そこで、スプリントの買収で相変わらず世間を騒がしていた孫さんの武勇伝を取り上げてみました。こちらはそこそこバズりまして、2,980「いいね!」いただきました。孫さんの絶大なブランド力に頼りましたねw。

成功者孫さんの話を書いたんですが、必ずしも世間から成功者と思われている人も幸せじゃあないんだよということを書きたくなり「成功した人が幸せでなくなる理由について」という文章にしました。こちらは32「いいね!」でした。やっぱりニュース性やインパクトがないとなかなか「いいね」してもらえません。

そこで再び孫さんネタを持ち出します。新型iPhoneの発売を前に、「ソフトバンクはドコモにやられてしまうんじゃないか」という世間の空気をもとに、ぼくらの孫さんはきっとウルトラC級のプランでこのピンチを乗り切るはずだということで「iPhone販売でピンチの孫さんの大逆襲を考えてみた。」という文章を書きました。ところが、さすがに10分ほど考えたぼくの適当なアイディアはウケることなく、8「いいね!」で終わってしまいました。iPhoneの販売もドコモの稚拙なプロモーションもあり、孫さんの大勝利でしたね。

少し切り口を変えようと思い、次は「日本のネット企業が束になってもGoogle先生にまったく歯が立たない件について」を書いてみました。孫さんの物語が受けたのだから、もう少し規模を拡大して日本のネットベンチャー全体の物語を作ろうという企画です。こちらは3,150「いいね!」いただきました。日本企業の時価総額をトータルしちゃうっていう一発ネタが受けたんでしょうね。普通の株式情報ならそんなこと絶対しないですからね。あと数字を扱うときは単純化してとにかくシンプルにするってことが大切なんでしょうね。

そして秋になり、前回Googleネタが受けたものですから、二匹目のドジョウを狙って学園ドラマ風に「もし、Google先生が学園ドラマの主人公だったら。」というタイトルで、Googleのネット上での影響力の大きさを風刺しました。結果は23「いいね!」でした。やっぱりふざけすぎると「いいね!」って押してもらえないんですよね。厳しい。

続いて10月8日、この日は暇だったんでしょうね。なんと1日に2つの文章をアップしています。一つ目は「俺の頭はフリーだ。孫さんは200兆の夢を見る。」ヤフーのショッピング無料化のニュース合わせて、孫さんネタを書きました。孫さんの自虐ネタ「ハゲ」も組み入れる至れり尽くせりの文章だったんですが、いかんせんタイトルがわかりずらいですよね。こちらは反省しました。結果は176「いいね!」です。2つめは「「GoogleがTwitterを買収する!?」の件について」という文章をアップしました。こちらは上場が目の前に迫ったTwitterは上場などせずにGoogleに買収されてしまえば、みんな幸せじゃないかという極めていい加減な文章です。こちらは愕然の10「いいね!」でした。

前日のTwitterの文章がほとんどウケなかったので、もう一度リベンジしようと考えたのが「もし僕がダイナースカードでTwitterを買収したとしたら。」という妄想文章です。こちらは169「いいね!」をいただき一部の妄想マニアのみなさんに大変受け入れられました。しかし、ふざけすぎると際物扱いされてしまいますから残念ながらバズ効果はありませんw

続いて、孫さんがゲーム会社スーパーセル買収に動いたというニュースを受けて「孫さん、3分クッキング 〜特別な細胞炒め〜」という文章書きました。これはたまたまつけたテレビがキューピーの3分クッキングをやっていたので、それで書いたという適当極まりない文章です。やはりその適当さゆえでしょうか。23「いいね!」しかもらえませんでした。ちょっと話がぶっ飛びすぎましたw

続いて「生産性を上げないと給与が上がらないって本当ですか?」というタイトルではじめて他人のブログに絡んだ文章を書いてみました。Twitterなどで議論になっているテーマは受けがいいんじゃないかという実験です。結果は、67「いいね!」でした。まあ、もう少しちきりんさんをdisったり、あおったりしないいとダメですねw怖くてそんなことできませんがw

前回のGoogle先生時価総額VS日本ネット企業時価総額の第2弾ということで書いてみたのが「Google先生が一晩で3兆円も大きくなったと聞いて、日本のネット企業の現有戦力を確認してみた。」という文章です。Googleモバイル広告の成長が加速して株価がぐーんと上昇したというニュースを受けて書いてみました。結果は459「いいね!」でした。まずまずですね。

GoogleTwitterとかみんなが知っているネット企業を取り上げると案外受けがいいのはわかっていたんで、次はもう少し世界全体のネット企業の状況を俯瞰してみようということで「これが世界のネット企業ベスト100だ!」を書いてみました。こちらはかなりバずりまして、2,240「いいね!」いただきました。情報の洩れや誤りも多いので書き直したいと思っているんですが、なかなか時間がなく今日に至っております。すみません。

そして10月の終わり、たまたまぼくの名前「ヤナティ」でエゴサーチしてみたところ、検索結果で1位になっていることに気づきました。記念で「ヤナティファンド誕生!その秘密に迫る。」という文章を書いてみました。結果は最低の2「いいね!」。そりゃそうですよね。「いいね」しずらいですよねw

11月に入って、世の中は食品偽装の話題で持ち切りになりました。社会の過剰な反応を風刺しようということで「2020年、偽装のない東京へようこそ。」という文章を書きました。こちらは77「いいね!」いまいちでしたねw

ずっとふざけた話ばかり書いてきたので少しはまじめに経営情報ぽいことを扱ってみたのが「フェイスブックの苦悩とテンセントの憂鬱。」という文章です。巨大な時価総額になったネットの巨人2社の問題点を指摘してみました。ところが残念ながら8「いいね!」みんなあんまり興味ないんですね。特にテンセントなんてどうでもいい?w

サイバーエージェントの藤田さんのブログに少しからんで「「ユーザー目線の違い」に付け足したいこと。」という文章も書いてみました。前回のちきりんさんより数字はよくて155「いいね!」いただきました。誰かのブログに絡むっていう手法は絶対ありですねw

次は「ヘテロトピア・マーケティング」という誰も使っていない言葉を持ち出して、マーケティングの発想法も書いてみました。が、これは2「いいね!」でした。タイトルがわかりずらいってのもあるんでしょうが、マイノリティの中に未来のマジョリティが隠れているという考え方が伝わりずらかったのかもしれません。

そして、最後が来年はNISAもはじまるので個人向けに投資情報的な文章にチャレンジしてみようということで「ROE」だけに話を絞って、どんな会社を機関投資家は狙うのかという内容にしてみました。「外国人は事業上手がお好き。」というタイトルはちょっと悩みました。これじゃあさすがに何の話かどうかわかりませんからね。最初はもっとマリリンモンローの話盛りだくさんで書いていたんですが、だんだん誰かに怒られそうな内容なってきたんで、ちょっと中途半端でしたがwリリースしました。結果は186「いいね!」でした。

つらつら書いてきましたが、そもそもブログなんてのは商売でやっていない限り、自分の書きたいことを書くものですから、読まれる読まられないなんてのは2の次なんですよね。自分の書きたいことと、世の中の知りたいことが時々クロスするとそこにごくまれに価値が生まれるんでしょうね。ということで、来年も暇な時間を見つけて適当なことをつらつら書きますのでよろしくお願いします。年内もう1本いけるかな?

@ankeiy