「日本橋学館大学はバカ田大学ではないのだ」の巻き

まあ、どうでもいい話ですけど。この国は平和で幸せなんですね。週刊ポスト日本橋学館大学の講義内容があまりにも低レベルってことを記事にしたんですよね。記事によると、アルファベットを習っているとか、中学生の参考書を使っているとか。当然、ネット上では、世も末だとか、大学補助金の無駄遣いじゃないかとか。思いっきりばかにされているわけです。それを受けて今週、学長がいろいろなメディアで反論しているんですよ。


横山学長は「「バカ教育で大学への補助金(税金)を無駄遣いしている」という批判があることも知っています。しかし我々は、勉強嫌いになった状況を放置され続けた学生を受け入れ、高等教育を受ける意欲を取り戻させることまで請け負っているのです。そうした批判はお門違いではないでしょうか。」(週刊ポスト)とおっしゃっています。


学長よく言った!それこそ日本の教育制度の最後の砦、なんて意見がネット上にもチラホラありますが、本当にそうでしょうかね。まあ、どうでもいい話ですけど。


ぼくが気になったのは「高等教育を受ける意欲を取り戻させる」(言い換えれば、「勉強嫌いを直してあげる」ってことですかね)という部分なんですよ。この学長は、「基礎学力をつければ、勉強嫌いが直る」って思っているんですよ。(学長はお勉強が好きだったんですね。まあ学者ですからね。)


そもそもですよ。ぼくも含めて勉強が嫌いな人が世の中にたくさんいるのは、勉強するってことに興味が持てなかったからじゃないですかね。学ぶことの楽しさに気づかなかったからですよね。基礎学力がなかったからじゃないですよね。でも、経験上、自分の好きなことなら一生懸命学びたいと思うんですよね。だから、この大学でも生徒が興味を持てるような、学ぶ姿勢が変わるようなアイディアが必要な気がするんですが、アルファベットの練習って18歳の子が興味持てるんですかね?


もちろん、基礎の大切さは認めますし、何かを学ぶってことは興味なんてことより、いやおうなしに師に従わせて体得させるっていう手法が有効なこともわかります。でもですよ。それに失敗してきた人たちにまた同じアプローチでいいんですかね?もう一度、チャンスを与えてやるって感じなんでしょうか・・・。まあどうでもいい話ですけど。


この大学、バカ田大学と揶揄されているんですけど、それはまったく違いますね。バカ田大学に失礼です。だってバカ田大学にはスケベ学科があるんですよ。スケベについて学ぶわけですよ。スケベなぼくは今でも入学したいくらいです。サークルもバラエティに富んでいます。「なんでも溺れる研究会」とか「都内に一戸建てを建てよう研究会」とか「かくれんぼう研究会」とかね。とにかく学びに溢れているわけですよ。

日本橋学館大学の学生は世論に流されずに、バカ田大学に負けずに、自分でやりたいことを見つけて学んでもらいたいと思います。

世の中、本当のバカとバカボンのパパのバカの違いに気づかない本物のバカもいるのでちょっと怖いですね。まあどうでもいい話ですけどね。
@ankeiy