自分の年の数だけ走る意味について

やばいぞ。やばいぞ。って、何がやばいかって、明日で47歳になってしまうんですよ。このぼくがですよ。47つったらもうあと何年生きられるかわからないですよね。江戸時代だったらも「お前はもう死んでいる」ですよw。


実はもうひとつやばいことがあるんですよ。3年前からノリではじめたんですけどね。誕生日に自分の年の数だけ走るっていうことをやっているんですよ。だから今年は47キロも走らないといけいんですよ。これもかなりやばいでしょ。


普通、自分の年で数えるモノっていったら、節分の豆とかケーキに使う蝋燭とかじゃないですか。距離を数えるってどういうことですかね。それに誕生日って一般的に楽しいイベントじゃないですか。女の子に「きゃーお誕生日なんですかあ。じゃあお誕生会しましょうね」って言われてデレデレしたり、「しゃちょーおめでとうございます」なんてサプライズパーチーしてもらって、女子社員にかこまれた写真を撮って自慢げにブログに書いたりする日ですよねw。なのにですよ。何を好きこのんで、ひとりでもくもくと自分の年の数だけ走らないといけないのですか。
ノリではじめたことですが、やはり意味を探さなければやっていられませんね。


ということで、意味を探すためにGoogleでさっき検索してみたんですよ。「誕生日 年の数だけ走る」ってキーワードで。そしたらですよ。やっぱりそんな人いませんでしたよ。とほほです。
1人だけ「走ろうと思ったんだけど、強風と寒さで止めた」って人がおりました。そうです。それが普通です。止めたあなたは正しいです。

しかし、ぼくの走る意味を探す旅wはさらに続きます。日本がだめなら英語で検索してみることにしました。直訳で「Birthday number of years run」(Googleがこれ勧めるんですよw)そしたらいましたよ。愛すべきバカが。世界は広いですね。しかも単位がマイルですよ。(ぼくはキロですからね。本当にマイルますよw。)その方は12歳のときから毎年、年の数だけ走っているようで、今年はなんと57マイル(約91キロ)走ったようですよ。バカですねえ。

その方いわく、

「このように、年ぶりに - と私は45年のためにすぐにこれを行ってきた - 私はそれが自分で
これを試すために最善のかもしれないことを決めた。私は実際に会社を持って楽しんでいますが、私はそれらを自分自身を、最初の10マイルで爆撃当惑と失望するだけアウト友人や家族をドラッグすると、不便はなかった。そう、私は自分自身でこの時間をこっそり:誰も私とないコースのサポートを実行していない。」

だそうです。

何言っているかわかりませんね。本物のバカでしょうか。あ、忘れていました。これはGoogle翻訳のせいですね。うーん悩みますね(何を?)。でも、この文章とGoogle様がぼくに伝えたいことはなんとなくわかります。


「誕生日に走ることに意味なんか求めちゃいけない」


そういうことですね。ぼくが間違っていました。まだまだ修行がたりません。そういうことでぼくが走ることに意味も理由もないことなりました。
でもですよ。ここでみなさん想像してください。ぼくが70歳になったときのことを。まあ、今年は100歩譲って47キロ走るとしてですよ。70歳になったら、1人で70キロ走るんですよ。これ、ちっと寂しくないですか。やっぱり、寂しいですよね。

そこで意味は求めないにしても、もう少し同じことをする人を増やしたい。つまり仲間を増やしたいということですね。おっ、ちょっとは誕生日イベントらしくなってきましたね。そこで、この誕生日に走ることをムーブメントにしたと思います。浜ちゃんも「時には起こせよ」って言っていたじゃないですかw。しかし、国民的イベントにするためにはやっぱり何か開催理由が必要ですね。人は意味を求める生き物です。じゃあ、とりあえず「健康増進のため」ってことにでもしておきますか。(どう考えても不健康ぽいですが)


こういうこと考え出すと、商売人の血がうずきます。そう何をかくそう(隠してないってw)
ぼくはマーケッターでありプランナーなのですよ(かっくいー)。せっかくイベントにするんですから、世界的なものをめざさなければなりません。きっぱり。時代のキーワードはグローバルです。さっきのおバカな57歳にも連絡を取りましょう。


しかし、その前に、このイベントを世界にアピールするために、世界中の人にわかりやい略語か何かほしいですね。シンボルってやつです。IMFとかTPPとWHOみたいなやつですね。直訳が「Birthday number of years run」ですから、頭文字を取ってBNYRとしましょうか。
でもちょっと待ってください。これどう読むんですか?かえってわかりづらくなっていませんかw。うーん、ここはわかりやすく「Birthday Run」と普通に呼んだほうがいいですね。(マーケッターの直感)そして、この運動を推進するためには組織も必要ですね。それはもう考えるのも面倒になってきたので、BirthdayRun協会ということにしましょう。


誰もやり手がいないと思いますので、仕方がないのでぼくが初代会長に就任します。これからはぼくのことをバースデーラン会長って呼んでくださいね。なんかサマランチ会長に似てませんか。世界的に遜色のないすばらしい名前じゃないですかあ。(自画自賛)会員はまだひとりもいませんが、コツコツ募っていきたいと思います。もちろん、会費は無料ですよ。

あっ、そうだ。協会ですから、みんなが間違った方向に進まないために綱領も必要ですね。

1.誕生日から数えて7日以内に、自分の年の数だけのキロ数を走る
2.無理をしない
3.ばかにされてもやめない

このくらいでどうですか。
本当は誕生日に走らないとダメなんですけどね。体調とか仕事とかいろいろありそうですから、ゆるやかにしないと入会がなさそうです(マーケッターの直感)


あそうそう、誕生日も休みにしましょうね。うちの会社は誕生日をバースデー休暇にしているんですけどね。全国の経営者のみなさんもぜひそうしてくださいね。建国記念日より創業記念日より個人にとって、誕生日のほうがずっと重要な日ですからね。


まあ、いつにもまして文章に力が入ってしまいました。こんなに力が入ってしまったら、ぼくが目指すところの47歳、佐藤浩市やブラピには遠く及ばないですね。気をつけましょう。


ところで、この前、ロンドンで100歳でフルマラソン完走したおじーちゃんがいたでしょ。89歳からマラソンをはじたとかいう。人間の可能性というやつはかんたんに想像を超えるんですね。ぜひ彼にも次の誕生日に元気に101キロを走ってもらいましょう。

バースデーラン会長こと@ankeiy