孫さん、3分クッキング 〜特別な細胞炒め〜

孫さん、3分クッキング。

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孫さん 「みなさんこんにちは。今日はフィンランド産の美味しいゲームを使った
     炒めものご紹介します。」

MC   「ゲームですかあ。これまた旬の食材ですね。今晩の旦那さまのスマホのおつまみにも
     いいですね。」

孫さん 「そうなんですよ。特に北欧のノキア帝国時代に配合された種子を使っていますから、
     芯がしっかりしているんですけど、なかなか歯ごたえがあっていいですよ。」

MC   「フィンランド産というと(怒った焼き鳥)とかいう食材が有名だと思うんですが、
     ここはなぜ今日は(特別な細胞)を使ったお料理なんでしょう?」

孫さん 「別にスーパーでセールだったわけじゃありませんよw。そうですね。怒った焼き鳥は
     ちょっと旬を過ぎた感じがしますからね。やはりいちばん体にいいのは旬の食材です。」

MC   「ところで孫さん、最近は世界中のいろんな場所で料理をしているというお話を
     うかがったんですが、大人気ですね。」

孫さん 「そうなんですよ。先日私がご紹介しましたスプリンフォンデュがずいぶん人気で、
     いろんなイベントに呼ばれる機会が増えているんですよ。」

MC   「はい、それでは早速、本日の料理をご紹介していただきましょう。」

孫さん 「それでは、まずはこちらにソルトバンク8とダンホー2ずつの割合で合わせミソを
     作ります。このとき注意していただきたいのは、あくまでもソルトバンクの比率を
     8以上にすることです。そうでないとうまみを本体の方に取り込みづらく
     なりますからね。」

MC   「合わせミソですか・・。これは意外ですね。ところで、ソルトバンクってのは塩の
     一種じゃないかと思いますが、ダンホーって何ですか?」

孫さん 「ダンホーってのはパズドライっていう麦を発酵させた食材です。」

MC   「なんか新しいですね」

孫さん 「2割程、ダンホーを入れることで、ダンホーそのものの旨みも全面に出てくる
     わけです。あとはゼイと呼ばれている灰汁もあまり発生しないようになります。」

MC   「なるほど。」

孫さん 「はい、次にこの合わせミソの食材との配合ですが、比率を間違えると料理が
     台無しになってしまいますのでご注意ください。
     必ず合わせミソの方を51%の割合で加えてください。」

MC   「51%っていうのはまた微妙な数字ですね。」

孫さん 「はい、これは以前料理研究家ジョブズ氏から教えてもらったんですが、ゲームを
     使った料理を作るときには50%以下だと旨みの出方がいまひとつなんです。
     それに下手をすると食材そのものが暴れだして、フライパンから飛びてしまいます。
     だからといって100%にしてしまうと、食材の中の細胞が死んでしまって、
     今度は台無しになるケースがあるんですよ。
     だから、51%くらいに抑えて、食材側の旨みを失わずに、さらに良い味が出るよう
     に努力してもらうというのが重要なんです。」

MC   「なるほど。まさにこの料理の極意っていったところでしょうか。」

孫さん 「はい、このスマホ系のお料理になりますと流行が早いですし、やはり国によって
     微妙に味覚が違うんですね。ですからやはり、ここは世界で評価されている
     フィンランド流の食材の旨みを十分に引き出すことが大切なんです。」

MC   「そういえば、孫さんは以前、ジンジャとかいうお料理を味見されていたことが
     ありましたね」

孫さん 「よく覚えていらっしゃいますね。そうです。あのときはザッカバグとかいう変な名前の
     レストランで人気のメニューということで味見してみたんですけど、ちょっと甘味が
     強すぎましたね。そのあとシェフがナスダックというアヒル専門のレストランに移った
     ので、その時は甘さを抑えて美味しくなっていました。ごちそうさまでした。
    (いえ、ほんの数パーセントですけどね。)」

MC   「そうですかあ。ジンジャも美味しかったわけですね。
     孫さんはさすがに鼻が利きますね。」
   
孫さん 「はい。そうこうお話しているうちに本日のお料理が方が出来上がりました。
     どうですかあ。この香りたまりませんよね。」

MC   「はい、それでは本日のお料理「特別な細胞炒め」、早速、株式市場のみなさんに
     ご評価していただきましょう。」
    「ところで孫さんは、フィンランド語はお話になれるのですか?」

孫さん 「いやー、お恥ずかしい。一言しかしゃべれないんですよ」

MC   「どんな言葉ですか?」

孫さん 「Onko teillä turvasäilöä?(オンコ テイッラ トゥルヴァサイロェア)」

MC   「どんな意味ですか?」

孫さん「「金庫はどこにありますか?」という意味なんです。」

孫さん「ははははははははははははは」
MC  「げげげげげげげげげげげげげ」

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@ankeiy