無視できない話

昨日も消費期限切れの納豆とシュークリームを捨ててしまった自分が言うのもなんですが、世界の食料危機は深刻ですよ、奥さん。なんでこんな大きなテーマ(笑)で書いているかというと、ted.comの「昆虫を食べよう」のプレゼンがすごく面白かったから。興味のある方はこちらをどうぞ。

話をまとめちゃうと、発展途上国人口爆発は収束する気配すらみせず、2050年には90億人に達し、砂漠化などで耕地、牧畜面積は縮小の一方、これから食料確保は、人類にとって重要な問題。そこで600万種、全生物の80%を占める昆虫を食っちまおうぜって話。経済的にも、栄養的(ダイエット)にも、メリットがあるそうだ。

実際、世界中のいろんな国で昆虫を食べる習慣があってよくクイズ番組にもなったりするけど、「ゴキブリ」「芋虫」「みみず」とか食べられますか?映像みながら触感を想像しただけで恐ろしい。

しかし、人間ってのは強欲ですね。牛や豚、鳥、魚を殺して食べて生き延びていて、今度はそれが足りなくなるから昆虫をたべようなんて、そんなことしたら絶対、蜂が、じゃなかったバチがあたりますよ。

ところで、僕は昆虫食べてたことがあるんですね。なんてったて昆虫食大国?の長野県出身ですからね。僕が食べた虫は、まずは「イナゴ」。よく子供のころ袋を片手に田んぼのあぜ道でいなご採りをしましましたよ。「天才イナゴとり少年」と言われたものです。ハイ。実際採ったイナゴは当時、1キロ1000円くらいで売れたんですよ。
まあ、いなごは砂糖と醤油で佃煮になっちゃうからね。何食べているかわからないところがみそだよね。

あと、蜂の子も食べました。これはうまかつたよ。フライパンに醤油たらしてさっと炒めると、コクがあって香ばしいんだよね。でも、よく考えたら形状は芋虫とかわんないね。そう思うともう食べれないね。

あと、小学生のとき、プールサイドで蟻を捕まえて食べましたよ。休憩中ってひまじゃない。這っているやつをつかまえてパクっと。蟻には甘い蟻とすっぱい蟻がいるんですよ。しかし、そんなもの食べてよく腹壊さなかったなあ。